諸々の情報を得て、自分なりにFP1級学科試験の対策法を決めました。また、ラッキーなことに「FPキャンプ」で早期アクセス割での受講もできるため、時間を買うつもりで課金をすることにしました。
具体的には、以下のような対策をしました。
- メインはFPキャンプを利用した学習
- 隙間時間はFP1級ドットコム
- 電卓も購入
- テキスト・問題集を再度購入
- 模擬試験にもチャレンジ
- 隙間時間の勉強にスマホも活用
メインはFPキャンプ
FP1級学科対策の情報収集の中で発見した「ほんださん」。ちょうど2023年7月より「FPキャンプ」という学習サイトがスタートするという情報をゲットし、参加を決めました。
その当時はまだ動画や問題テキストが順次アップされていき、試験1か月前にも基礎編用の問題が大量にアップされるなど、なかなかスパルタでした。
インプット: 解説動画をスマホで視聴
アウトプット: FPキャンプに準備されている問題を印刷し、解く(5周程度)
隙間時間はFP1級ドットコム
通勤時間などの隙間時間はスマホでFP1級ドットコムの一問一答をやっていました。こちらのサイトには掲示板もあり、勉強仲間の存在も感じられるのでたまにチェックするのもお勧めです。
電卓も購入
実技の計算問題の中に「ルート」を使って解く問題が入っていることに気づきました。まさかのルートに関わる日がまた来るとは・・実に中学校以来です。
FP2級試験まで使用していた電卓には「ルート」機能はついていなかったため、とにかく買わなくてはと、FP1級合格経験者のお勧め電卓を探して購入しました。
SHARP 「50周年記念 ナイスサイズ電卓」を買いました。4種類のうちシャンパンゴールドを選んでいます。ゴールドといってもそんなにギラギラしておらず、ベージュ寄りの落ち着いた色味に控えめな華やかさがプラスされていて上品な印象です。
「新製品デザイン投票」において、上位の得票数を得た電卓とのことで機能、使いやすさも問題ないだろうと思い選びました。実際、ボタンの使用感も快適で画面も好みの角度に変えられますので試験対策には十分でした。
テキスト・問題集も再度購入
新たに購入したのはビジネス教育出版社の「1級FP技能士(学科)合格テキスト」「1級FP技能士(学科)対策問題集」の2冊です。実質、2022年まで出版されていた”きんざい”テキストの後継版と言われている物になります。
FP教育業界では20数年のキャリアを持つ有名講師、梶谷美果先生監修のテキストで、他サイトでも独学ならコレ!とお勧めされていました。
ちなみに2024年版には、ほんださんも特別協力されています。
「1級FP技能士(学科)合格テキスト」の方は外でも読みたかったので、科目別にカッターでスライスしました。
それを製本テープで補強し、カバーをかけ、通勤の鞄に順番に入れ替えて持ち歩いていました。
模擬試験にもチャレンジ
模擬試験もビジネス教育出版社の「1級FP技能士(学科)対策模擬試験(基礎編・応用編)」を購入しました。試験時期ごとに販売されています。
こちらは梶谷美果先生が原著でした。(その後、ほんださん監修にもなっています。)
こちらは5周ほど解きました。
なお、過去問はきんざいの公式サイトからも無料でダウンロードできますが、あまり以前の物ですと、古い法令が頭に残ってしまう可能性もあります。
過去問を厳選、最新の法律に合わせてアップデートされている問題集と、これから出題される可能性のある問題をプロが練った模擬試験を解く方が個人的にはお勧めです。
隙間時間の勉強にスマホも活用
時間帯別に、以下のような学習をしていました。
FPの学習を始めた際に「何もしない日は作らない。5分でもいいので対策をする」と心に誓い、旅行先でも少しでも勉強時間は作りました。
その際、スマホは勉強にとてもお役立ちでした。特に通勤時間中などの一問一答ドットコム、FPキャンプの動画視聴に活用しました。一方で実技の計算問題など、机に向かい電卓をたたいて解く問題もあり、そちらは自宅で対応しました。
平日朝(通勤中、30分程度): スマホで一問一答ドットコム(100問、正答率80%未満の場合は+50問)
平日夕方(通勤中、30分程度): スマホでFPキャンプの解説動画視聴、あるいは1級FP技能士(学科)合格テキストを通読
隙間時間: スマホで一問一答ドットコム ※会社の昼休みなど。おそらく10分くらい
平日夜: 自宅で1級FP技能士(学科)対策問題集、あるいはFPキャンプ問題集
※仕事の状況により日々違いますが、平日は30分‐1時間程度
週末: 自宅で1級FP技能士(学科)対策問題集、あるいはFPキャンプ問題集、間違えた個所や問題に関連する情報をテキストで確認
※状況により違いますが、週末は3-5時間程度解いていました。
問題集、模擬試験などは、解くごとに別に作った進捗表に「〇正解&理解している」「△正解だけど理解していない」「×不正解」の印を付け、翌日に△と×は復習しました。それで5周。
翌日に復習すると記憶の定着が良くなるという学説もありますし、印をつけることで自分がどの分野に弱いか、どの問題が理解できていないのかが洗い出されてきます。(前回解いて〇だった問題が次回解くと×だったりと、自分の記憶力の衰えにへこむこともありました。)
学習計画は、大まかな目標→週の目標→日々のノルマを定めていました。
例えば問題集の場合:3週間で問題集1周→1週間に6科目のうち2科目→月~木で1科目、金、土で2科目、日曜日は計画のずれをカバーする予備と復習といった感じです。
さらに曜日によって朝6時台の電車に乗る日があったり、20時近くに帰宅だったりと余裕時間に違いがあったため、「月曜30問(学科25問、応用5問)+前日△と×の問題、火曜10問(学科7問、応用3問)+前日△と×の問題・・」といった感じで、余裕度合で問題数を決めました。
どんなに余裕のない日でも、全く何もしない日は作らないと決めていたので、仕事や飲み会で22時過ぎに帰宅してぐったりな時も、どこかで風邪をもらい体調不良のときでも机に向かいました。これは地獄の問題集1周をやって身につけた、”絶対受かってやる”という謎の根性のおかげです。
その時は2,3問+前日解いて△と×の問題だけでも解いていました。(その場合、自宅での勉強時間はほんの15分程度かと思います。)
とにかく決めた計画をこなし続けて約4-5か月ほど。直前になってくると総仕上げの対策も必要になってきます。引き続きご案内いたします。