FP1級合格までの道のりと学びの全体像

知識のアップデートのため、2023年に思い立って始めた「FP資格の学び直し」。

きっかけは定年を意識して年金や失業給付はどうなるのだろうと調べていたところ、以前に取得した知識が古くなっている事を痛感したことでした。

軽い気持ちで受けたFP3級からスタートし、FP2級はちょっと難易度は上がったものの、社労士資格と人事での業務経験、保険会社勤務で取得した知識を総動員し順調に合格できました。
しかし、その先に待っていた FP1級学科は“別次元の難しさ” でした。

無事合格できたので、私が約1年間かけてFP1級に合格するまでに経験した

  • 何に苦しんだのか
  • どう勉強方法を変えたのか
  • どのタイミングで挫折しかけたのか
  • 支えてくれたものは何だったのか

を FP1級合格へ道(17回シリーズ)で実体験ベース でまとめています。

これからFP1級を目指す方が、私のように”沼”にはまらないためのヒントになれば嬉しいです。

FP1級の学習を始めて直面した最初の壁

FP3級とFP2級は“社会人の学び直し”として最適だった

私がFP学習を始めたのは2023年1月。数週間勉強し、その月末にFP3級を受けたときは「少し頑張った」くらいの感覚で合格できました。

引き続いてのFP2級も難易度は上がりましたが、さらに詳細な知識も学べ、楽しみながら取り組めました。

  • 2023年1月:FP3級 合格
  • 2023年5月:FP2級 合格

ここまでは、知識が広がる心地よさや達成感が続き、勉強そのものが楽しい時期でした。

FP1級学科は“日本語なのに意味が分からない”領域

このまま1級まで受けちゃう?と深く考えず、購入したFP1級学科の問題を解いてみると、
「同じ日本語なのに解説の意味が分からない」 という状態が続きました。

  • 問題文も解説文も長く、抽象度が高い
  • 問題集の解説も専門用語だらけ
  • 応用編の計算問題に数学?と思わせるような内容もある
  • 1級特有の“マニアックな問題”に歯が立たない

解説を読んで、スムーズに頭に入ったのは社労士で経験のある社会保険などの分野くらい。わからない問題の詳細を調べようにも、テキストには1行くらいの簡単な解説しかなく、どう調べて良いかもわからない状態。

完全に“沼”にハマった感覚で、ここで挫折してもおかしくなかった状態でした。

独学の限界を感じ、ネットでリサーチ

最初のテキスト中心の独学は非効率でした。続けていてもおそらく合格できなかったと思います。
3級、2級はテキストを読み、問題集を何周か解けば合格ラインに達しましたが、1級は全く違う対応が必要だと痛感し、ネットで他の方の勉強法などをリサーチしました。

そこでほんださんの動画にたどり着き、無料のお試し受講が始まっていた「FPキャンプFP1級学科講座」に加入してみました。

ネットを使った資格の勉強は初めての試みでしたが、外出先ではスマホを駆使してYouTube講義の視聴や一問一答サイトを使い、知識のインプットとアウトプットを繰り返しました。

FP1級学科の不合格を乗り越えた改善点

最初の不合格は「20点以上足りない」大敗北、でも光は見えた

  • 2023年9月:FP1級学科 不合格(20点以上不足)

この時点で「FPキャンプ」などに出会えて勉強のペースはつかめていたものの、沼にはまった分完全に出遅れてしまい、見事に不合格でした。

ただ、やるべき事が見えてきましたので気持ちが途切れなかったのはラッキーでした。迷わず次にチャレンジしようと思えました。

再挑戦でFP1級に合格できた理由と続ける工夫

忙しい時期こそ「短時間×毎日」を徹底

再挑戦の時期は本業が繁忙期でした。
そのためまとまった勉強時間は取りづらく、むしろストレスの多い時期でした。

そこで工夫したのが、通勤中にスマホを駆使した勉強です。

  • 1日1コマだけでも動画を見る
  • 通勤時間に一問一答ドットコムで100問解く
  • 家ではどんなに時間が無くても、5問でもいいので応用編の問題を解く

という “小分け学習”。結果として、知識が少しずつ積み上がり、学科試験の問題への耐性がつきました。

2024年1月:ついに学科合格!

  • 2024年1月:FP1級学科 合格

当日の試験会場もかなり強烈な環境でしたので、この学科試験の合格は、人生でも指折りの成功体験でした。
ただ、合格点がギリギリだったこともあり、合格の通知を見て飛び上がって喜ぶというより、”脱力感“の方が強かったです。

そして完全合格ではないので、まだ気が抜けない状態でした。

2024年9月:実技試験(FP協会)を突破

  • 2024年9月:FP1級実技 合格(FP協会)

6月にきんざいの面接もありましたが、年度初めの業務繁忙期ということもあり、9月のFP協会のペーパーテストに目標を絞りました。

3月に合格発表があってから約半年、学科後のモチベーション維持は想像以上に大変でしたが、ここで救われたのは “仲間の存在”

FPキャンプでの学科合格祝賀会で出会えたの同期達とのLINEグループで状況を知る事が出来、頑張ろうと思えました。

サバンナ八木さんも、会場は違いますが同じ日にFP協会の試験を受験されていたようで、励みになりました。

FP1級合格の裏にあった支えと学び

勉強仲間の存在は“必須級のエネルギー源”

FP試験は一見“孤独な学び”に見えますが、実は違います。

  • FPキャンプで学ぶ仲間の存在
  • SNSや掲示板で共有されるリアルな悩み
  • 合格した人の経験談

これらが、モチベーション維持に大きく影響します。
私は「FPキャンプ仲間」や「FP1級ドットコム」の掲示板の書き込み、サバンナ八木さんのFP資格挑戦のニュースで頑張ろうと思えました。

FP1級の勉強中はSNSはやりませんでしたが、Xなどで勉強中の方のメッセージを見るのも励みになりそうです。

FP知識は必ずどこかで生きてくる

FP知識は業務や私生活にも直結します。

  • 社会保険(特に年金)
  • 相続・贈与
  • 保険の選び方
  • 金融商品の仕組み
  • 不動産に関連する知識

これらは50代以降にとどまらず、社会人としての生活にも必ず何かしら関わる、
「使ってこそ価値が出る資格」だと実感しています。

FP1級を目指す方へ私から伝えたいこと

“沼”は誰でもハマる可能性はあります。だから焦らなくていい

最初、FP1級のテキストや問題集の解説が意味不明のは“あなたの能力不足”ではありません。誰もが通る普通のステップです。

大切なのは、以下のようなポイントです。

  • 勉強法を確立する(FPキャンプ等のカリキュラムに乗ってしまうのもアリ)
  • 反復重視で進める
  • 勉強仲間の存在を意識する
  • 小さくても毎日続ける

また、最難関のFP級学科試験は年3回チャンスがあります。体調不良や業務多忙など、勉強に集中できない状況であれば、焦らず次の機会を狙うのも一つの手段です。

まとめ(+おすすめアクション)

FP1級は難しく、最初の壁で心が折れそうになります。
しかし勉強法を工夫し、うまく仲間の存在を感じながら続ければ、必ず突破できます。

また、試験に関連する法律などはすぐ変わりますので、できるだけ短期間集中で終わらせることをお勧めします。

おすすめアクション:
「過去問10問だけ」「YouTube動画1本視聴」でもいいので、まずはチェックしてみてください。
小さな一歩の積み重ねが、1級突破への最短ルートです。

この記事は個人の経験に基づく内容です

※本記事の内容は筆者個人のFP学習経験に基づいており、
最適な勉強法や教材は人により異なります。
最新の試験制度や出題範囲は必ず公式情報を確認してください。

この記事を書いた人

FPとうか
ファイナンシャルプランナー1級/社会保険労務士試験合格者。
50代シングル会社員向けに、老後資金・働き方・学び直しなど
「これからの人生を整える情報」を発信しています。

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FPとうか
1級FP技能士/社労士試験合格。 50代シングルが抱えやすい “定年前後のお金・制度・働き方” をわかりやすく整理して発信中。 未来の不安をほどき、自分で判断できるヒントをお届けします。 ● 詳しいプロフィールはこちら ● X(更新情報はこちら):@fptouka