前回のFP1級実技対策の話を含め、これまでFP3級‐1級の合格体験を連続投稿してきましたが、その中で何度も登場したのが「FPキャンプ」。
今回はFP1級学科講座を受講し、合格できた者の視点から、その実際の使い方や効果などの“トリセツ”をご紹介します。
FPキャンプは何級から講座がある?
私がFPキャンプを利用したのは、まだ1級学科講座が立ち上がったばかりの頃です。2024年1月受験に向けて使いましたが、当時は動画や一問一答が順次リリースされていく段階で、年末年始休暇を使ってなんとか追いつく状態でした。
それが今では、カリキュラムやテキスト、動画もしっかり整い、3級から1級実技(面接)まで対応が可能な状態です。最初から対策に迷わず進める環境が整っています。
今からFPキャンプ生になる方は本当に羨ましいと思います。
FPキャンプの最大の魅力は「合格率」
FPキャンプの最大の魅力は、ズバリ「合格率の高さ」です。
- FP2級(2025年1月試験):FPキャンプ生合格率87.8%(全国平均31.6%)
- FP1級学科(2025年1月試験):FPキャンプ生合格率77.92%(全国平均16.81%)
ちなみに私が受験した2024年1月は、FPキャンプ生合格率は44%(全国平均8.7%)で、全国平均の約5倍の合格率でした。
この数字を見るだけでも、FPキャンプのカリキュラムがいかに実践的で効果的かが分かります。
自分の足で登る覚悟は必要
FP3級を平地のピクニック、2級を山にある石段だとすると、FP1級学科は「修験道レベル」と例えられる難易度の違いです。FPキャンプは合格への地図(効果的な勉強法)や標識は提供してくれますが、受講者を背負って頂上まで運んでくれるわけではありません。
カリキュラムや動画、問題集などを活用して自分の登山ルート(勉強計画)を計画し、一問一答をコツコツと何度も繰り返すように、山道は自分自身で登らないといけないです。地道な積み上げを実行するのは自分自身です。
動画・演習・課題の活用、スケジュール管理、体調管理。すべてを自分の力でこなす必要がありますが、「FP僧侶とやまさん」の一問一答メルマガのように日々の応援メッセージもいただけます。
仲間との交流が支えになる
私がFP1級の試験仲間と出会ったのは学科合格者向けの祝賀会でした。キャンプ生同士で体験談を語り合ったり、先に完全合格された先輩に実技の選択(面接or筆記)について相談できたりします。
また、F1C(学科・完全合格者向けLINEグループ)に参加することで、試験直前の励ましや情報交換も可能です。
私が受講した時には無かった、FP2級講座でも合格祝賀会の様子がHPに載っています。ここで交流した方同志で、次は1級を目指そう!となったときは学科試験のモチベーションも上がりそうです。
祝賀会はおそらく東京で開催されるので、遠方の方もいらっしゃるでしょうが、参加できそうな状況でしたら、折角の交流の機会ですので参加されることをお勧めします。
FP合格後も続くキャリア支援
FPフェスタなど、FPキャンプが紹介してくれるイベントへの参加は、合格後の具体的な活動のヒントにもなります。実際参加された方の中には、”ビジネスの機会ができました”などのコメントも拝見しました。
さらに「NiHOME」といった実務向けの通信講座の情報もいただいたりと、実務へのステップアップも視野に入れられます。
交流も含めた「学びの場」を活かす心構え
FPキャンプは単にカリキュラムと教材を提供ではなく、学びと受講生同志のつながりも持てる場になっています。
講座で得た知識、仲間との交流、先輩からのアドバイスなども取り込み、せっかく課金するのであればまずはしっかりと合格し、さらにその次につなげていくことが重要です。
私自身のこれから
私も、今後FPフェスタなどで「ブログを運営しています」と自己紹介できるよう、日々コツコツと取り組んでいこうと思っております。
FPの勉強で身に付いた“習慣力”は、ブログ更新にも活かされています。たとえ5分でもパソコンに向かう、そんな積み重ねが未来をつくると信じています。