学科試験会場で予想以上の猛者に遭遇し、メンタル的にはげんなり、頭の中から色々絞り出したため、体力的にも抜け殻状態で会場を去りました。
出来たかどうかの実感もなく、もやっとした気分もありました。
振り返りと、ささやかなご褒美
帰宅し、一息ついた頃に、きんざいのサイトから解答がチェックできる時間となっていたので自己採点をしました。基礎編は50問中38問が合っていました。(1問2点として76点?)応用編については、ひどかったです。ほんださんの配点予想を元にすると50点ちょいでした。
合計で120点は超えているものの、配点は公式の発表ではないし、応用編は計算式にケアレスミスはしているし、何点か違うともう不合格です。1点でもいいから部分点くれないかな・・と願う状況でした。
学科試験が終わった日のささやかなご褒美は考えていました。プレミアムビール1缶、ちょっとお高めのスイーツ、そして勉強をしない夜!(日中さんざん頭を使ったし。。)
FPキャンプでは、試験が終了した日にお疲れ会のライブ配信がありますが、その時放送していた大河ドラマ「光る君へ」を楽しみにしていて、そちらを見ちゃいました。スミマセン・・
試験日の夜はとっとと床につき、月曜からの仕事に備えました。
ライブ配信は、通勤中にアーカイブをチェックしました。ほんださんの予想では”今回は応用編で加点がないかも”とのコメントを聞いて、うわ、まずいかも・・と思っていました。
FP1級試験はまだ終わりではない
学科試験が終わった後は、ギリギリ受かったかもと思いつつも色々気になります。
学科はマークの箇所を間違えていなっただろうか、応用編の計算式や漢字は間違えていなかっただろうか、などなど気になりモヤモヤしました。
ただ、もう書いた答案はどうしようもないですし、何より結果がどちらであってもFP1級試験は続きます。
- 学科試験に合格の場合: 実技を受験する
- 学科試験に不合格の場合: もう一度学科を受験する
そのため、学科試験で一度頭に収まった記憶をそのまま保つ必要があります。勉強の習慣はもちろん継続しました。
学科の結果を待ちつつ、実技試験の研究
学科が合格していたとしても、まだ続きがあります。そのため先を見据えようと実技試験のリサーチに入りました。
FP実技試験は、試験機関により2種類の方法があり、年4回チャンスがあります。
まずは受験資格は以下の通りです。(きんざい、FP協会いずれも)いずれか1つに該当すればFP1級実技試験を受検することができます。
- 1級学科試験の合格者 ※合格した試験日の翌々年度末まで有効
- 日本FP協会のCFP認定者
- 日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者
- 「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
私の場合は「1級学科試験の合格者」となります。では、どちらの試験機関を選ぼうかと調べました。
きんざいの場合: 試験回数は多いが、費用が高め
- 試験時期:年3回(2月下旬~3月上旬、6月上旬~中旬、9月下旬~10月上旬)
- 試験方法:面接(異なる設例課題に基づき、2回行う)
- 試験費用:28,000円
- 合格率:85%前後
FP協会の場合: 試験回数は少ないが、費用は比較して安い
- 試験時期:年1回(9月)
- 試験方法:筆記(120分)
- 試験費用:20,000円
- 合格率:90%程度
まずは数か月間ですっかり頼りにしている、ほんださんの情報をチェックしました。FP協会の方で受験されたとのことで、その対策法の動画はありましたが、きんざいの情報は発見できなかったです。
他のネット上の情報も確認しましたが、きんざいの方は”当日問題文を渡され15分、面接時間は12分、それを2回””試験内容は架空の富裕層の設定で事業承継の相談など””面接官に怖いツッコミを入れる人がいる”等々を得られましたが、どう対策して良いのやら・・迷います。
実技を受験する前の、学科合格の自己採点の状況が今一つ微妙で、2024年5月にも再度受ける可能性もありえそうな状況でした。
そのため、学科合格後は9月のFP協会の筆記試験をターゲットにすることにしました。まずは古本をメルカリで購入し、内容を確認しました。
学科の記憶を保ちつつ、実技対策を少々
FP協会の1級実技試験の問題集を購入し、問題の内容を見たところ、年金の計算問題など1級実技と似たような問題がありました。
また住宅ローンの繰り上げ返済の計算問題など身近な問題もあったため、こちらの方が身につけたい知識だなとの実感があり、”学科に合格していたら実技はFP協会で受けよう!”と決めました。
学科の結果が出るまでは、今までの勉強習慣を続けつつ、実技の問題集も少し取り入れました。
- 「FP1級ドットコム」一問一答を通勤時間中に解く ※一日100問、正答率が80%未満の時はさらに10問追加
- 自宅では点数の悪かった応用編の問題集をメインで解く
- FP協会の実技の問題集を解く
自宅での学習時間は、仕事の状況によりますが1時間程度でした。やはり”何もしない日は作らない”のマイルールで、旅行先でもスマホで一問一答の時間を必ず作っていました。
学科試験合格!ようやく次に進める
どっちつかずのモヤっと時期が約1か月少々続きましたが、結果は「合格」でした。
点数は126点と本当にギリギリ。自己採点はもう少し取れるか?と思いましたが応用編の加点は無しだったのだと思います。(とりあえず答案用紙には間違えず解答を書き込めていたようです。)
またその回は合格率が8.7%でした。試験の難易度が少し高い設定だったのかもしれないです。
正直なところ結果を確認して、”やった。学科合格!嬉しい!!”と盛り上がるよりも、”ようやくひと山越えた・・”と脱力した印象です。
応用編の計算問題のケアレスミスがちょっと悔しく、もっと取れたのになぁと思っていました。席の左に座っていたのが”試験の猛者”でなければ、落ち着けてもう1問くらいは・・と思いますが、これがその時の実力なのでしょう。人のせいにしている場合ではない。試験勉強中に似たような問題で何度も引っかかったトラップでしたし。
とにかく実技対策に本格的に取り組めます!そこはスッキリしました。
どのように取り組んだのかは追ってご案内いたします。