前回の記事でご紹介した通り、FPキャンプの合格祝賀会に参加し、
実技試験を目指す仲間との出会いでモチベーションが戻りました。

ここからは、FP1級完全合格に向けた実技試験対策のスタートです。
学科は最大のヤマ場ですが、あくまでも通過点。
FP1級は実技試験に合格して初めて完全合格です。

実技試験は、いずれか合格すれば晴れてFP1級を名乗れます。

  • きんざい(面接)
  • FP協会(筆記)

私の場合は3月に学科合格が判明した時点で一番早い試験は、きんざいの面接(6月)でした。

年度の合間の業務多忙期だったこともあり、9月の「FP協会の筆記」にターゲットを絞りました。

そのため、本記事は「FP協会」の対策、体験をご紹介する内容となりますので、ご了承くださいませ。

FP1級実技は基礎から総復習

FP3級・FP2級知識を再点検

実技対策の最初に行ったのは、FP3級・FP2級レベルの総復習です。

  • YouTube: ほんださんの解説動画を3級から視聴
  • FP2級ドットコム: 過去問と似た形式の実技問題を解く

3級からの復習は、いつの間にか記憶から抜けていた基本的な知識を取り戻すことを意識しました。

FP2級ドットコムの実技問題は、難易度は1級より低いものの、保険金額や年金額の計算など、1級実技の土台になる問題が多く、良い復習になりました。

FP1級ドットコムで知識を維持

学科対策から引き続き、FP1級ドットコムは実技対策期間も活躍しました。

  • FP1級ドットコム:通勤時間にスマホで50問を目安に解く
             正解率が80%未満のときは追加で10問

学科の時は100問解いていましたが、負荷をかけすぎず、知識を落とさないことを優先しました。

「全く勉強しない日を作らない」ことが、実技対策でも大きな支えになったと感じています。

FP協会実技問題集と過去問対策

通称「緑本」は新旧を併用

FP協会の実技対策として、まずはメルカリで前年版の通称「緑本」を購入。 こちらを3周解いて全体像を把握しました。

その後、6月に発売された最新版を購入し、こちらは5周以上繰り返し演習。
前年版と半分ほど問題は重複していましたが、解説は最新情報に更新されています。

実技対策本は、必ず最新年度版を購入することをおすすめします。

理解度は〇△×で可視化

学科と同じやり方ですが、問題を解くごとに「〇=正解かつ理解している」「△=正解だが知識が不安」「×=不正解」を一覧に記録しました。

△と×は翌日必ず解き直し、とにかく繰り返し解き続けます。

FP1級実技の論述対策

300文字論述は”分解と再構成”、覚えるのは”キーワード”

FP協会の実技試験で最も不安だったのが300文字論述です。

対策として行ったのは、ほんださんが動画で紹介していた「分解と再構成」方式。

まずは緑本の模範解答を書き写します。そこからキーワードを抜き出し、キーワードを元に自分の言葉で再構成する練習を繰り返しました。

文字数感覚は「ざっくり原稿用紙」で慣れる

最初はExcelで原稿用紙を作っていましたが、本番には解答用紙以外はありません。

そこで「ざっくり原稿用紙」で、300文字の感覚を体に覚えさせました。

  • 白紙に縦に3本、横に4本、余白を持たせて線をひく
  • 縦線の左側:句読点を含め5文字 → 5文字×3=15文字
  • 横線の上:5行書く → 5行×4=20行
  • 15文字×20行=300文字

このやり方で下書きをすれば、文字数をいちいち数えなくても、また少々カウントが違っていても「300文字前後」で仕上がるはずです。

見た目は雑でも、「時間内に書き切る」感覚を掴むことが目的です。

1級学科応用編の問題も再利用

FP協会実技では、1級学科応用編に近い計算問題が頻出します。

取っておいた問題集を再度開き、年金額や相続税の計算問題など、緑本の問題で出題されていたものに似た形式の問題をピックアップして解き直しました。

FP1級学科の方が若干難易度が高く感じられるため、これも良いトレーニングになります。

FPジャーナルを活用した論述対策

論述対策の対策として、FP協会の機関誌「FPジャーナル」を半年分まとめてメルカリで入手しました。

法改正や時事テーマなどの記事は論述のネタにとして非常に有効です。
実技試験と親和性の高い特集が多く参考になりました。

こちらもあたりを付けたテーマに付箋を貼り、キーワードをチェックしました。

また、FPジャーナルは”家計の物価高対策”など実践的なテーマがあり、実際の活動も垣間見えて興味深い冊子でした。

直前期は過去問で最終確認

FP協会の実技試験は年1回、9月のみ。 お盆休みには過去3回分の問題を繰り返し解き、
安定して合格ラインを超えることを確認しました。

学科よりも準備期間が長く、時間的には余裕を持って臨めましたが、FP3級、2級からの復習、FP1級学科応用編の苦手問題も繰り返しました。

まとめ(おすすめアクション)

FP1級実技試験対策(FP協会)は、やはり基礎の積み直しと反復が結果につながります。また論述対策は過去問だけでなく、法改正など色々な情報に触れることも大事になります。

おすすめアクション:
まずは「基礎レベルに戻る勇気」を持ち、実技で使える知識に整え直しましょう。

また、論述対策には手書きが必要なため、まずは模範解答の丸写しで良いので、手早く書くことに慣れてみましょう。

この記事は個人の経験に基づく内容です

本記事は筆者個人のFP学習経験に基づいています。 最適な勉強法や教材は人によって異なります。 最新の試験制度・出題範囲は、必ず公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人

FPとうか
ファイナンシャルプランナー1級/社会保険労務士試験合格者。
50代シングル会社員向けに、老後資金・働き方・学び直しなど
「これからの人生を整える情報」を発信しています。

●FP協会の実技対策には必須の問題集、通称”緑本”です。
これ以外の類似の問題集はないため、緑本一択になります。
毎年6月頃に最新版が出版されます。

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FPとうか
1級FP技能士/社労士試験合格。 50代シングルが抱えやすい “定年前後のお金・制度・働き方” をわかりやすく整理して発信中。 未来の不安をほどき、自分で判断できるヒントをお届けします。 ● 詳しいプロフィールはこちら ● X(更新情報はこちら):@fptouka