学びと資格取得

FP1級合格への道②|次はFP2級に挑戦!体験から学ぶ勉強法と注意点

前回はFP3級試験についてご案内しましたが、引きつづき受験したFP2級についてもご案内いたします。

FP3級試験を終え、自己採点で合格を確信できましたので、すぐにFP2級への挑戦を決めました。3級の学びが実生活にも役立ち、思いのほか楽しく学べたからです。

FP2級の受験資格とは?

FP2級を受けるには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります:

  • FP3級に合格している
  • AFP認定研修を修了している
  • 2年以上の実務経験がある

私の場合は「FP3級の合格」に該当しました。

FP2級受験に必要な「実務経験」とは?

実務経験がある方は、3級を経ずに2級から受験も可能です。以下のような業務が該当します:

  • 金融・保険業界で2年以上の勤務
  • 総務・人事・経理などで福利厚生や財務に関わる業務
  • 税理士・行政書士・社労士などの士業で資産に関する相談業務

私自身も保険会社での勤務経験、人事部経験、社労士事務所でも実務経験がありますので、2級からでも特に問題なかったとは思います。ただ、やはり基礎から段階的に学べたことで理解が深まりましたので3級からの受験で良かったと思います。

なお、自身の業務が該当するか不明な場合は、FP協会やきんざいに問い合わせて確認されることをおすすめします。

FP2級の勉強法と教材

使用した教材:

  • 史上最強のFP2級テキスト
  • 史上最強のFP2級問題集

3級と同じシリーズを使用したため扱いやすく、問題カバー率も高く、これが解ければ大丈夫、という安心感を持って学習できました。

私の勉強法:

  1. テキストを1周読む
  2. 問題集に挑戦し、間違った問題はテキストで復習
  3. 翌日、前日の誤答を再確認
  4. 問題集を5周ほど繰り返す
  5. 直前期には苦手分野を集中復習し、解けない問題をゼロに

基本的には3級と同じ方法で、テキストを読み+問題集を解く流れです。2級は3級と比べて問題問題ごとの文章量に増えたこともあり、テキストの厚みは増して、1周解くにかかる時間は約1.5倍くらいに感じました。

試験概要と費用の目安

  • 勉強期間:約3か月(2023年2月前半~)
  • 合格率:学科 約40~60%、実技 約50~70%
  • 費用:教材 約4,200円、試験費用 約8,000円、合計 約12,000円

ちなみに2級もFP協会を選択しました。比較して協会の方が合格率が高かったという単純な理由です。実技の問題が受験機関によって違いますが、問題集で解いた印象では難易度に大きな違いは感じられませんでした。

FP2級受験の感想と学び

3級よりも確実に難易度は上がります。1問あたりの文章も長く、選択肢も4つになるため、集中力が問われました。

試験勉強をした3月、4月頃は年度末・年度初めで仕事も多忙な時期。平日は30分〜1時間の学習時間がやっとという日もありました。夜の学習では疲れが影響して文章を斜め読みし、ケアレスミスが続いたことも。

そこで直前のGWは学習に集中し、そのまま本番直前までの期間をラストスパートとしました。意識したのは「文章を丁寧に読む」「選択肢を飛ばし読まない」「見直しを怠らない」こと。

3級のときは余裕があり早めに退室しましたが、2級の試験では時間いっぱいまで見直しを行いました。

結果と次回予告

おかげさまで一発合格できましたが、ここからが本当の勝負、FP1級の沼の始まりでした…。

次回はFP1級の受験勉強についてご紹介します。

ABOUT ME
FPとうか
1級ファイナンシャル・プランニング技能士・社会保険労務士試験に合格 TOEIC915点取得 会社員として働きながら、お金や働き方に関する情報を発信中。「人生後半の不安をなくすお金と制度の知識」をモットーに、50代シングル会社員の方々に向けて、老後資金・年金・孤独対策・終活・働き方の情報をお届けしています。 生命保険会社や外資系IT企業での人事業務、社会保険労務士事務所での勤務を通じた実体験と、資格を活かした「具体的で実践しやすい情報」をお届けします。

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