FP3級はどんな資格?まず知りたい基本

「FP技能士(ファイナンシャル・プランナー)」は、お金に関する幅広い知識を体系的に学べる国家資格です。
私がFP試験に初めて挑戦したのは2023年1月試験。さらにFP2級・1級学科・1級実技へとステップアップして、最終的に2024年9月のFP1級実技合格までたどり着きました。

このシリーズでは、これからFP資格に挑戦する方に向けて、できる限りリアルな学習記録をお届けしていきます。

第1回目となる今回は、最初のステップとなる「FP3級」にどう取り組んだか、試験対策・使用教材・学び方の工夫などをわかりやすくまとめます。

FP3級試験の仕組みと実施団体の違い

FP試験は「FP協会」と「きんざい」のどちらで受ける?

FP試験は、以下の2つの団体が主催しています。

  • 日本FP協会(AFP・CFPを認定)
  • 金融財政事情研究会(きんざい)

3級・2級資格はどちらでも受験できますが、構成にいくつか違いがあります。

項目FP協会きんざい
学科試験共通共通
実技試験資産設計提案業務個人資産相談業務/保険顧客資産相談業務
試験方式CBT(随時)CBT(随時)

※私が受験した2023年当時はペーパー試験でした。

実技試験の違いはどう選べばいい?

どの実技科目を選んでも「FP3級」としての価値は変わりません。選ぶ基準はシンプルでOKです。

  • 読んで理解しやすい科目
  • 本屋で見た問題集の相性
  • 自分の仕事との関係性

私は最終的に、問題集の説明がわかりやすかったFP協会の「資産設計提案業務」を選びました。

FP3級の合格率と難易度は?初心者でも挑戦しやすい理由

FP3級は、FP資格の中でも最も入口となる試験です。実際の合格率は次の通りです。

  • FP協会:平均85%前後
  • きんざい:平均54%前後

この差があるため、初学者にはFP協会の受験が人気です。私自身も「合格しやすいなら…」という単純な理由でFP協会を選びました。

ただし難易度に大きな差はありません。どちらを選んでも、テキスト・問題集の内容をしっかり押さえれば十分合格できます。

FP3級の受験資格と対象者

FP3級の受験資格はとても広く、ほぼ誰でも受験できます。

  • 学歴制限なし
  • 年齢制限なし
  • 実務経験不要
  • 社会人・学生・主婦・シニアも多数受験

私が受験した会場には、高校のジャージ姿の集団もいて驚きました。それだけ幅広い年代に関心を持たれている資格だと感じました。

私が使ったFP3級教材と学習ステップ

使用した教材は「史上最強のFPシリーズ」

初学者でも読みやすく、図解も豊富で理解しやすいので、次の2冊を使用しました。

  • 史上最強のFP3級テキスト
  • 史上最強のFP3級問題集

どちらも網羅性が高く、学習全体の土台をつくるには充分でした。

FP3級の勉強法(私のやり方)

効率よく進めたいので、以下の順番を徹底しました。

  1. テキストを一周読む(理解度は気にしない)
  2. 問題集に挑戦し、間違えた箇所に印をつける
  3. 間違えた問題だけ翌日解き直す
  4. 問題集を5周ほど反復する
  5. 直前期は誤答問題だけ集中して復習

FP3級は6科目あり範囲が広いものの、深い知識は求められません。「広く浅く」を徹底し、反復することで知識を定着させると合格が近づきます。

FP3級の試験概要と費用、当日の印象

私が受験したときの条件

  • 勉強期間:約1か月(2022年12月後半〜)
  • 受験時期:2023年1月(会場試験) 
  • 合格率:FP協会で85%前後
  • 費用:教材 約3,800円+試験費用 約8,000円=合計 約12,000円

試験当日の印象

驚いたのは受験者層の幅広さです。高校生、大学生、社会人、シニア層…本当に多様な人が挑戦していました。

「老後資金」「教育費」「住宅ローン」「保険」「税金」など、人生に必要不可欠な知識を扱うため、年代を問わず需要が高いと感じました。

原価係数や減債基金係数など、初見では「何それ?」となる概念もありますが、資産形成を理解するうえでは非常に重要。むしろこれを知っておくかどうかで、将来の判断力に差が出ます。

FP3級がくれる最大の価値は“マネーリテラシー”

FP3級の勉強は、以下の点で「取ってよかった」と感じました。

  • クレジットカードの仕組み
  • 保険の見直し
  • 投資の基本
  • 年金制度の理解
  • 住宅ローンのリスク
  • 家計の見える化

私自身、FP3級で得た知識は、社会保険労務士試験で学んだ内容や、過去の投資経験ともリンクし、
“知識が線でつながりはじめる感覚”がありました。

正直に言えば、FP3級はマネーリテラシーを上げて「人生の基礎体力」をつくる資格です。高校の必須科目となっても良いのでは?と思うほど、現実的で重要な学びでした。

まとめ(+おすすめアクション)

FP3級は、FP資格の中で最も入りやすく、なおかつ実生活で役立つ要素がぎゅっと詰まっています。
住宅ローン・保険・老後資金・投資…どれも人生に必須の分野ばかりです。

おすすめアクション:
今日、FP3級の問題集を1冊だけ“パラパラと眺めてみる”ことから始めてください。最初の一歩さえ踏み出せば、次のステップは自然に見えてきます。

また、現在はオンライン試験ですのでほぼ毎月受験のチャンスがあります。「FP協会」や「きんざい」のHPをチェックしてみるのは如何でしょうか。

この記事は個人の経験に基づく内容です

※本記事の内容は筆者個人のFP学習経験に基づいており、
最適な勉強法や教材は人により異なります。
最新の試験制度や出題範囲は必ず公式情報を確認してください。

この記事を書いた人

FPとうか
ファイナンシャルプランナー1級/社会保険労務士試験合格者。
50代シングル会社員向けに、老後資金・働き方・学び直しなど
「これからの人生を整える情報」を発信しています。

●実際にFP3級試験対策で購入したテキスト、問題集です。
 問題カバー率が高く、これが解ければ大丈夫、という安心感があります。

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FPとうか
1級FP技能士/社労士試験合格。 50代シングルが抱えやすい “定年前後のお金・制度・働き方” をわかりやすく整理して発信中。 未来の不安をほどき、自分で判断できるヒントをお届けします。 ● 詳しいプロフィールはこちら ● X(更新情報はこちら):@fptouka