定年前後のマネープラン

株価が荒れた時こそ冷静に!AI×実体験で学ぶ投資の心得8選

2025年に入り、株価の乱高下が再び注目されています。米国の関税政策発表後に大きく下がったかと思えば、翌日には一気に反発。2024年8月にも史上最大級の下落があったばかりです。ニュースを見るたびに、長期投資をしている方も落ち着かない日々ではないでしょうか。

私自身は投資歴約20年ですが、正直「ビビり投資家」です。ですが、長く続けるうちに波に対してある程度の耐性もついてきました。

今回は、AI(Copilot)に聞いた「株価乱高下時の5つのアドバイス」と、私自身が感じた「3つの追加アドバイス」をご紹介します。

AIが提示した5つのアドバイス

試しにAIに、「株価の変動が激しい時は長期で運用している個人投資家はどのようにすれば利益が出るでしょうか」と聞いてみました。その解答が以下5つのポイントです。

  1. 冷静さを保つ
    感情的な判断を避け、短期の変動に一喜一憂せず、長期的な視点を持つこと。
  2. 積立投資を継続する
    安く買えるチャンスと捉え、平均購入単価を下げる。
  3. 分散投資を行う
    資産や地域を分けてリスク軽減を図る。
  4. リスク許容度を見直す
    価格変動に耐えられない場合は、ポートフォリオを調整。
  5. 長期視点を持ち続ける
    過去のデータに学び、焦らずに資産運用を継続する。

どれも王道な答えですが、実際に投資していると共感できる点ばかりです。淡々と、コツコツと分散投資を継続するのは地味で時間がかかる投資手段ですが、「〇年で億り人!」的な派手な投資方法に比べると、初心者でも再現性があります。

その中で「積立投資の継続」は、リーマンショック時に追加投資をやめてしまったことを後悔している私には、耳が痛いアドバイスです。

また、冷静さを保っていた訳ではなく、急激な暴落にビビりすぎで損切りすらできず、しばらくは残高を見ないようにしていました。数年後、一時期半分となった投資信託の評価額は戻っていて、今となっては元本の倍以上となりました。時間を味方にできたのはラッキーでした。

私が実感した3つの追加アドバイス

1. 市場にとどまり、安く買うこと

投資の神様バフェット氏も「市場にとどまること、安く買うこと」と語っています。私もリーマンショック時の反省をうけ、新型コロナで暴落した時にS&P500に追加投資し、この時は割と大きなリターンを得られました。株価が下がった時は「バーゲンチャンス!」と思えるよう、心の準備が重要です。

2. 余裕資金を確保する

どんなに投資チャンスが来ても、生活防衛資金を削ってまで無理して追加投資するのはNGです。「6か月分の生活費+α」は最後の砦として必ず手元に残し、それ以外の余剰資金を投資に充てるようにしましょう。

私も急な暴落時などは(ほんの少々ですが)追加投資するようにしています。

3. レバレッジ投資は慎重に判断を

リターンが大きい分、損失も倍になるのがレバレッジ取引。自分自身はビビりなので、暴落時にロスカットとなり、投資した金額以上の損失が出るリスクが怖すぎて、これからも手を出す事は無いと思います。

おそらく友人や家族にも自分の許容範囲を超えるリスクには絶対に手を出さないように伝えると思います。

ご自身の判断で「最悪失っても人生を詰まない」金額までに留めておきましょう。

まとめ:投資の基本は「焦らず、コツコツ」

株価が荒れると不安になりますが、こうした時こそ長期投資の心得が試されます。感情に流されず、積立・分散・自己理解を大切にしながら、一歩ずつ進んでいくことが重要です。

そしてもう一つ、「焦らないための仕組み作り」も大事です。特に会社員の方は、投資の事ばかりを考えていては本業に影響が出てしまいます。

自動積立の設定や、NISAやiDeCo制度の活用、残高の定期的な棚卸しの習慣づけなど、自分に合ったスタイルで“投資との良い距離感”を作っていきましょう。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA