FPとうかオフィシャルブログ
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雑記

手放せるもの、手放せないもの

取り立てて不幸な出来事があった訳ではないけれど、なんとなく停滞を感じるときはありますでしょうか?

年や年度の変わり目、周りの人は色々新しい環境なのに自分は何も変わらないな・・と思ってみたり、定年の数年前から会社の定めで業務内容は大して変わらないのに給与が下がって、皆が同じ運用で自分だけ不利益な扱いを受けている訳ではないけどモヤっとしてみたり。

そんな時は手放せる物は手放し気持ちをスッキリしてみるのも一つの手段です。

一度手放して新しいスペースを作ってみるのもアリ

古いしがらみを一度手放し、そのスペースが空かないと新しい運は入ってこないという説もあります。付き合っている方とお別れしたからこそ、新しい方との出会いがある、あるいは断捨離して古くてときめかない物を処分すると新しい展望が見えるという”こんまりさん”的なイメージでしょうか。

以下は”こんまりさん”こと近藤麻理恵さんの受け売りになります。人生がうまくいっていないな・・と思う時に手放すべき物は、ときめかない「洋服、本、書類、小物、思い出品」なのだそうです。

実際に、本を購入し”こんまりメソッド”に従い、令和元年の元号変わりの長いGW、その翌年の新型コロナでステイホームとなった時期には、洋服、本、書類などを整理してスッキリした気持ちになったものです。

ときめかないけど必要な物には”感謝”と”リニューアル”

ただ、ときめかないけど必要な物は必ずあるものです。例えば喪服。さすがにときめく喪服は存在するのか、微妙です。後は生活上必要なユニクロのヒートテックやらエアリズムの類。全くときめかないけど一年通して大変お世話になっております。

ときめかないけど必要な物については、もう役に立ってくれてありがとうと”感謝の念”を持ちつつ、時々新しい物に買い替えることかな、と思っています。新しい物は、一見特に目新しさはなくても、生地が快適に進化していたりとほんの少しだけときめきの要素があります。

ときめかない習慣も整理が必要

また、”こんまりさん”的には”ときめかない習慣”の整理も大事だそう。

”ときめかない習慣”とは、ついついスマホを触る、ちょっとした間食や思いこみ(〇〇しなければいけない、〇〇するべき)のルールなどをいうのだそう。そちらを思い返し、自分を不必要に縛っていないか整理することも大事だそうです。

実際のところ平日、休日共に夜にブログの更新や手直しをしているため、週末の夜の家飲み習慣やドラマ視聴の時間は減ってきました。

ブログも”毎日更新しなければならない”、”毎日更新すべき”と決めると苦しすぎるのでマイルールとしておりませんが、”できるだけ毎日ログインする”とゆるく決めて日々取り組んでおります。マラソンのようなもので、続けることに意義があると思っております。

ときめかないけど必要な習慣は大体”後の自分のため”

つい少し前のFP1級試験対策は、正に”毎日勉強しなければいけない””毎日自分で決めた分を勉強すべき”で睡眠時間にも多少影響があり、正に”ときめかない習慣”そのものでした。

とはいえFP1級の試験を受ける、合格したいと決めたのは自分自身。FP1級を取得した自分になりたいからなので、ときめかないとはいえ将来の自分のための頑張りです。

また、夜寝る前の歯磨きです。水のフロスを使い、歯間ブラシでコンクール液で磨いた後に電動歯ブラシで磨き、マウスウオッシュで仕上げるという、めんどくさい習慣をしております。当然歯磨き前にはときめいておりません。

ただ、それも「8020運動(80歳の時点で20本の歯を持てるよう歯の手入れする)」ではないですが、口腔内を清潔にしておくことは歯周病予防になり、歯周病を予防して全身の生活習慣病を防ぎたいと思い、お酒を飲んでぼんやりしている日でも続けております。

そのように”ときめかない習慣”であっても、将来の自分のためになる習慣は続けた方が良いのではと思っております。ただ、倒れそうなほど疲れた夜は、プラスチック製のフロスと歯磨き粉で磨く時もあって、それでも仕方ないと思っています。

ときめかないうえに、将来の自分のためにならない習慣(寝る前のスマホなど)は、急にスパッとは辞められないかもしれないですが、徐々に減らすなどして断捨離するのもよろしいかと思います。

ちょっといい事をしてみる

なんとなく停滞感を感じる時、さらにちょっとついていないなぁと思った時は、あえて普段やらない、ちょっと良いことをしてみるのもアリです。

  • 普段は拾わないゴミを拾ってゴミ箱に捨てる
  • トイレの水道周りが汚れていたらトイレットペーパーやハンドペーパーでちょっと拭いてみる
  • コンビニの募金箱に少し小銭を入れてみる
  • 通勤電車で本気の席取りはせず譲ってみる

など、ちょっとだけ他者に親切な行動です。例えばビートたけしさんが若い頃は撮影現場で使った公衆トイレを素手で掃除をしていたというエピソードがありますが、そこまでの行為はなかなか難しいと思いますので、もう少しハードル低めでもいいと思います。

ほんの少しの親切でいいのです。そうすると少し良い気分になり、その分うっすらと気分が上がり、停滞感やついていない感が少し上向くきっかけになると思って、自分も実践しています。

ABOUT ME
FPとうか
1級ファイナンシャル・プランニング技能士・社会保険労務士試験に合格 TOEIC915点取得 会社員として働きながら、お金や働き方に関する情報を発信中。「人生後半の不安をなくすお金と制度の知識」をモットーに、50代シングル会社員の方々に向けて、老後資金・年金・孤独対策・終活・働き方の情報をお届けしています。 生命保険会社や外資系IT企業での人事業務、社会保険労務士事務所での勤務を通じた実体験と、資格を活かした「具体的で実践しやすい情報」をお届けします。

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